[モスクワ 11日 ロイター] - プーチン・ロシア大統領は11日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談し、シリアの不安定化につながる行動を取らないよう求めた。
一方、ネタニヤフ首相官邸によると、首相はイランによるシリアでの軍事活動を阻止する方針を伝えた。
シリア、イランとロシアは、7人のイラン軍関係者が死亡した9日のシリア空軍基地空爆にイスラエルが関与したと主張している。イスラエルは、確認も否定もしていない。
ロシア大統領府(クレムリン)のウェブサイトによると、プーチン大統領はネタニヤフ首相に、シリアの主権を尊重することが重要と伝えた。
イスラエル首相官邸も声明を発表し、「首相は、シリアにおけるイランの軍事的プレゼンス確保をイスラエルは許さないと改めて表明した」と説明した。