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トランプ氏、デモ参加者負傷に陰謀説示唆 NY知事が激しく批判

[ニューヨーク 9日 ロイター] - トランプ米大統領は9日、ニューヨーク州バッファローで白人警官による黒人男性暴行死に対する抗議デモに参加していた75歳の男性が警官に突き飛ばされて負傷した事件について、陰謀説を示唆するツイートを投稿した。

現場で撮影された映像には、白人男性がデモを警戒中の警官に近づいたところ、突き飛ばされて後ろ向きに倒れ、頭から血が流れる様子が映っている。男性を突き飛ばした警官2人は停職処分となった。

トランプ大統領は負傷したマーティン・グジーノ氏について、急進左派の活動家ネットワーク「アンティファ(Antifa)」の工作員の可能性があると主張。警官に「押されたよりも激しく転んでいた。仕組まれていた可能性もあるのでは?」と投稿した。主張を裏付ける証拠は示していない。

この日は、ミネソタ州ミネアポリス近郊で白人警官に首を圧迫され死亡したジョージ・フロイドさんの葬儀が開かれた。トランプ大統領のツイートは、フロイドさんの葬儀が始まる数時間前に投稿された。

ニューヨーク州のクオモ知事はトランプ大統領のツイートに「嫌悪感を覚える」とし、謝罪するよう要求した。

「トランプ大統領は証拠もなく、被害男性をアンティファのメンバー呼ばわりした。事実ではなく、主張でしかない」とし、「米大統領による極めて非難されるべき、ばかげたコメントだ」と激しく批判した。

さらに「世の中に苦痛と怒りが満ちあふれる中、トランプ大統領は火にガソリンを注いでいるにすぎない」と主張した。

*内容を追加しました。

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