January 29, 2019 / 1:58 AM / 3 months ago

三菱航空機、ボンバルディアを反訴 MRJ巡り

 1月29日、三菱重工業子会社の三菱航空機は、カナダの航空機・鉄道車両大手ボンバルティアに対し、反競争的行為を行ったとして反訴したと発表した。 写真は三菱の小型ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」。昨年7月に英国ファーンボローの国際航空ショーで撮影(2019年 ロイター/Toby Melville)

[東京 29日 ロイター] - 三菱重工業(7011.T)子会社の三菱航空機は29日、カナダの航空機・鉄道車両大手ボンバルディア(BBDb.TO)に対し、反競争的行為を行ったとして反訴したと発表した。

三菱航空機の訴えでは、ボンバルディアが2015年以降、三菱航空機、そのパートナー企業、従業員に対し、違法な反競争的行為を多岐にわたって行ってきたと主張。ボンバルディアが三菱航空機に対し企業秘密の不正使用を行っていると訴えているが、事実的根拠や法的妥当性を欠き本拠がないとしている。ボンバルディアの真の意図は、MRJ(三菱リージョナルジェット)の開発を阻害し、最終的に市場投入を遅らせることにあると強調した。

ボンバルディアは昨年12月19日、三菱航空機などをシアトルの米連邦地裁に提訴していた。三菱側が開発したMRJの認証に役立てるため、秘密情報を入手する目的でボンバルディアの元社員を引き抜いたのが違法であると主張した。同社は三菱航空機のほか、複数の元社員、MRJの認証手続きに携わっている米エアロテックも訴えた。

訴状によると、三菱もしくはエアロテックに採用されたボンバルディアの元社員は、米国とカナダにおける航空機認証に関する秘密文書とデータを持ち出した。三菱側がこれを、航空機認証という「極めて複雑かつコストのかかる」手続きを迅速に進めるために利用しようとしたのは、2016年の商取引上の秘密保護を定めた法律に抵触するとの見解を示している。

反訴についてボンバルディアは、同社の知的財産の保護という争点を別物に変えようとする試みであり、「見当違いで、誠意を欠いている」と反論。「当社の権利をしっかりと執行していく。それには(三菱航空機)、エアロテック、不正を行った個々人の説明責任を問うことが含まれる」としている。

*内容を追加しました。

田巻一彦

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