February 5, 2018 / 9:25 AM / 6 months ago

三菱自が通期最終黒字1000億円に拡大へ、期末配当を予想比3円増配

[東京 5日 ロイター] - 三菱自動車(7211.T)は5日、2018年3月期通期の連結業績予想を上方修正した。円安やコスト低減が寄与し、営業利益は従来の700億円から250億円上振れる見込み。最終黒字は従来から320億円増の1000億円に拡大する。業績改善を受け、期末配当を従来予想の1株当たり7円から3円増配の10円とした。

会社側が上方修正した通期営業利益は950億円で、トムソン・ロイターが集計したアナリスト14人の予測平均値895億円を上回った。為替による影響で110億円、コスト低減で30億円、営業利益を押し上げる。

通期の売上高は従来の2兆円から2兆1000億円に、純損益は従来の680億円の黒字(前期は1985億円の赤字)から1000億円の黒字をそれぞれ見込む。通期での配当は中間の7円、期末の10円と合わせて計17円を計画する。通期の小売り販売台数も従来の102万9000台から109万台に引き上げた。

前期0.3%だった営業利益率は今期に4.5%へ改善する見通し。同社は20年3月期に6%以上を目指しており、池谷光司副社長は同日の会見で「V字回復への軌道を維持している」と4―12月期を評価した。

また、購買や物流などでの日産自動車(7201.T)と仏ルノー(RENA.PA)との連携によるシナジー効果は、4―12月期の9カ月間で「約170億円まで来ている」といい、通期目標の約250億円に対し「順調に推移している」と指摘。日本やタイなどで「コスト低減効果につながっている」と語った。

通期の想定為替レートは1ドル=110円(従来は105円)、1ユーロ=131円(同115円)に円安方向へ見直した。

併せて発表した17年4―12月期連結決算では、売上高が前年同期比13.1%増の1兆5181億円、営業損益が646億円の黒字(前年同期は232億円の赤字)、純損益が701億円の黒字(同2133億円の赤字)だった。燃費データ不正に関連した市場措置費用がなくなることが利益を押し上げたほか、コスト低減効果が寄与。昨年10月にインドネシアで投入した「エクスパンダー」なども好調だった。

*内容を追加しました。

白木真紀

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