May 9, 2019 / 10:29 AM / 16 days ago

日産・ルノーの経営統合は3社に建設的な結果もたらさず=三菱自会長

 5月9日、三菱自動車の益子修会長CEO(最高経営責任者)は9日、決算会見で、仏ルノーが求めている日産自動車との経営統合について、日産が抵抗している以上、実現したとしても、三菱自を含めた3社にとって「建設的な結果をもたらさない」との見解を示した。1月撮影(2019年 ロイター/Issei Kato)

[東京 9日 ロイター] - 三菱自動車(7211.T)の益子修会長CEO(最高経営責任者)は9日、決算会見で、仏ルノー(RENA.PA)が求めている日産自動車(7201.T)との経営統合について、日産が抵抗している以上、実現したとしても、三菱自を含めた3社にとって「建設的な結果をもたらさない」との見解を示した。

益子会長はまず、日産とルノーの経営統合について「私はゴーン前会長からも、現在のルノー幹部からも、まったく話を聞いていないので、コメントする立場にはない」と説明。三菱自の筆頭株主である日産、第2株主である三菱グループとの間でも「具体的に経営統合について話をしたことはない」と強調した。

そのうえで、3社にとっていま大事なのは「自動車産業を取り巻く厳しい時代をどう乗り切っていくか。短期的には不透明感の強い2019年度をどのように経営していくかに集中して取り組むことだ」とし、「経営統合が3社に建設的な結果をもたらすとは考えにくい」との見方を示した。

ルノーと日産との間でアライアンスの目的を冷静に話し合ってもらうしかない」といい、「相手が嫌がることを無理に押し付けるようなことは決してあってはならない。無理を押し通した延長線上に幸せな未来があるとは思わない」と述べた。

さらに「社員や個人株主の気持ちも十分にくむ必要がある。多くのステークホルダーが喜んで受け入れられる環境がなければ、弊害のほうが多くなり、うまくいかないことは目に見えている」と語った。

益子会長は、アライアンスとは「あくまでも3社がお互いの弱点を克服し、1社ではできないことを力を合わせて実現するためのツールであって、経営統合が目的だとは思っていない」と指摘。「3社がお互いに尊重し、ウィンウィンの考え方を持ち、独立した経営・ブランド・マーケティングを維持することで3社がそれぞれの企業価値を高めていくことに意味がある」と述べた。

白木真紀

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