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三菱自と日産が衝突試験データ異常を調査中、軽ワゴン生産一時停止

  三菱自動車工業と日産自動車の軽自動車ワゴン3車種の生産を一時停止している問題で、搭載しているエアバッグとシートベルトの衝突試験データに異常がみつかり、両社が調査していることが9日、分かった。写真は三菱自動車のロゴ。東京モーターショーで2019年10月撮影(2021年 ロイター/Soe Zeya Tun)

[東京 10日 ロイター] - 三菱自動車工業と日産自動車の軽自動車ワゴン3車種の生産を一時停止している問題で、搭載しているエアバッグとシートベルトの衝突試験データに異常がみつかり、両社が調査していることが9日、分かった。両社は安全性に問題はないとしているが、原因が判明するまで生産と販売を取りやめる。

両社はエアバッグやシートベルトが一部条件下で作動するかどうか「現在、確認作業を行っている」(両社の広報担当者)と説明している。データ異常の詳細については明らかにしていない。

対象車種は三菱自の「eKスペース」と「eKクロス スペース」、三菱自がOEM(相手先ブランドによる生産)供給している日産の「ルークス」。日産が開発し、三菱自が水島製作所(岡山県倉敷市)で生産している。

関係者によると、日産が行ったエアバッグとシートベルトの衝突試験でデータの異常があり、基準値に達していないことを把握。三菱自によれば、同社は今月1日に日産側から連絡を初めて受け、対象車種の生産・出荷・登録を3日から停止した。再開の時期は未定。

三菱自は「通常走行において安全性に問題はない」と話しており、事故も起きておらず、国土交通省にも状況を報告済みという。両社は「確認結果を踏まえ、必要に応じて適切に対応する」とし、近日中に国交省へ詳細な内容を報告する予定。

対象の3車種は2020年3月から発売しており、累計販売台数は日産のルークスが約15万7000台、三菱自の2車種が計約3万1000台。調査の結果、部品の安全性や試験に問題が確認された場合、リコール(回収・無償修理)を実施する可能性がある。

対象車種の一時生産停止を巡っては、三菱自が8日に「確認事項があって止めている」と認めていたものの、「確認事項」の具体的な内容は明らかにしていなかった。

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