October 31, 2018 / 5:06 AM / 18 days ago

三菱UFJ信託、3000億円で豪の運用会社買収 アジアトップに

 10月31日、三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下の三菱UFJ信託銀行は、豪コモンウェルス銀行(CBA)傘下の資産運用子会社9社の株式100%を取得すると発表した。 写真は都内で2016年5月撮影(2018年 ロイター/Thomas Peter)

[東京 31日 ロイター] - 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306.T)傘下の三菱UFJ信託銀行は31日、豪コモンウェルス銀行(CBA)(CBA.AX)傘下の資産運用子会社9社の株式100%を取得すると発表した。買収額は総額約3280億円。取得日は2019年半ばごろを予定している。運用資産残高(AUM)はグループベースで約90兆円となり、三井住友トラスト・ホールディングスの88.7兆円(6月末)を抜いてアジアでトップになる。

三菱UFJ信託はこれまで海外の運用会社に少額出資を重ねてきたが、完全子会社化するのは今回が初めてとなる。三菱UFJ信託の川上豊・海外アセットマネジメント事業部長は「マイノリティー出資で運用会社の経営を学んできた。今後、本格的にグローバルに経営する機会になる」と語った。

子会社9社の運用資産残高は約17兆円で、日本を除くアジアで第3位の運用会社。もともとは英国・エジンバラに本拠を置き、グローバルに展開している。アジアをはじめとする新興国市場、不動産やインフラなどのオルタナティブ(代替投資)などにも強みを持つ。

三菱UFJ信託は、同社が持つ運用機能と、海外の顧客基盤を獲得する。糠信英樹アセットマネジメント事業部長は「日本の投資家に提供する品ぞろえを拡充することができる」と説明した。

三菱UFJ信託の海外顧客の資産残高は1兆円にとどまっており、大きく拡大させる。アジアでは中間層の伸張で運用資産残高が伸びており、アジアの成長を取り込む狙いもある。

三菱UFJ信託は、今年度に法人向け融資12兆円を三菱UFJ銀行に移管し、資産運用ビジネスを今後の成長の柱と位置づけている。将来的には運用資産残高100兆円規模に拡大し、グローバルで上位15以内に入ることを目指している。

布施太郎

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