[東京 31日 ロイター] - 商船三井は31日、2023年3月期連結業績予想について純利益を前期比12.9%増の8000億円(従来予想は7900億円)に上方修正すると発表した。売上高は同26.1%増の1兆6000億円で据え置いた。年間配当予想は560円と従来予想に比べて10円増額した。
IBESがまとめたアナリスト9人による純利益予想平均は7590億円。
22年4─12月期業績は、コンテナ船事業の持ち分法適用会社「ONE」の増益効果のほか、連結子会社で計上していた貸倒引当金の一部戻し入れなどがあり、純利益は前年比48.5%増の7232億円となった。売上高は同35.5%増の1兆2579億円だった。
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