July 26, 2018 / 3:27 PM / 25 days ago

みずほ信託、企業年金向けコンサル業務を強化 年度内に倍増

[東京 27日 ロイター] - みずほフィナンシャルグループ(8411.T)傘下のみずほ信託銀行は、企業年金向けのコンサルティング業務を強化し、今年度中に対象となる運用資産残高(AUM)を昨年度比倍増となる1兆円に増やす。

2016年に運用部門を切り離したことで強固になった独立性を生かし、顧客層を拡大する。飯盛徹夫社長がロイターとのインタビューで明らかにした。

みずほ信託によると、企業年金基金にガバナンスの構築支援や運用助言をするコンサルティング業務は「フィデューシャリーマネジメント業務」と呼ばれ、米英ではAUMで110兆円を超える市場に成長している。国内銀行では、みずほ信託が唯一展開している。

みずほ信託は16年に運用部門を切り出し、グループの運用会社を統合した「アセットマネジメントOne」を設立。飯盛社長は「従来の受託業務から運用部門を独立させたことで、年金基金であるアセットオーナーと同じ目線に立つことができるようになった」と説明した。

企業年金基金は、機関投資家の行動規範(日本版スチュワードシップ・コード)の制定や、6月のコーポレート・ガバナンス・コードの改定、さらに4月の確定給付年金制度の改正で、「運用の基本方針」や「政策的資産構成割合」の策定、「資産運用委員会の設置」(100億円以上の基金)を義務付けられた。

これらにより、より強固な運用体制の構築や運用責任の発揮が求められるようになっている。飯盛社長は「運用のスキルや年金制度に精通した人材が、年金基金にたくさんいるわけではない。サポートとして入り、評価を得ることで、年金のシェアを上げていく」と語った。

みずほ信託は、年金資産総額100―500億円のミドル規模をメインに顧客を開拓する。3000億円以上の大規模基金からサポートを求められるケースもあるという。

飯盛社長は「新しいマーケットに今までにない商品を提供することで、差別化戦略を進めていく」と語っている。

布施太郎、浦中大我、編集:田巻一彦

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below