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米控訴裁、モデルナ製コロナワクチン巡り他社特許に有効判断

 米連邦巡回控訴裁判所は1日、米バイオ製薬のモデルナが、自社製新型コロナウイルスワクチンで使われる技術に関し、国内同業アービュータス・バイファーマの特許に異議を申し立てた訴訟で、上訴を退けた。3月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)

[1日 ロイター] - 米連邦巡回控訴裁判所は1日、米バイオ製薬のモデルナが、自社製新型コロナウイルスワクチンで使われる技術に関し、国内同業アービュータス・バイファーマの特許に異議を申し立てた訴訟で、上訴を退けた。

この結果、モデルナが特許侵害で提訴される可能性が高まった。

アービュータスの株価は一時2倍に値上がりし、終値は44%高となった。モデルナは約12%安で引けた。

問題となっている2件の特許は、新型コロナウイルスの遺伝子情報を基に作られるメッセンジャーRNA(mRNA)を封入するために使われる脂質ナノ粒子(LNP)に関するもの。将来的に新型コロナ以外の病気のワクチンでも、この技術が活用される可能性がある。

控訴裁は、アービュータスの持つ特許の有効性をおおむね認めた特許審判部の判断を支持した。

両社はコメントの求めに応じていない。

モデルナはこれまで裁判所に提出した資料で、特許が有効と判断された場合、アービュータスはモデルナ製コロナワクチンに関して特許使用料の支払いを求めて訴訟を起こすことが可能との見解を示している。

モデルナはコロナワクチンの特許を巡り、米国立衛生研究所(NIH)とも係争中。

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