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英EU離脱の影響、中長期的に見る必要=ポンド安で浅川財務官

 10月6日、浅川雅嗣財務官は、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開かれた米ワシントンで、足元のポンド安に関し、英国の欧州連合(EU)離脱の影響は「中長期的に腰を据えて見る必要がある」との認識を示した。写真はウイーンで2013年7月撮影(2016年 ロイター/Leonhard Foeger)

[ワシントン/東京 6日 ロイター] - 浅川雅嗣財務官は6日、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開かれた米ワシントンで、足元のポンド安に関し、英国の欧州連合(EU)離脱の影響は「中長期的に腰を据えて見る必要がある」との認識を示した。会議後に記者団の取材に応じた。

浅川財務官は、国会審議のため欠席した麻生太郎財務相の代理で出席。G20では、世界経済は緩やかに成長を続けるものの、さまざまなリスクが存在するとの基本的な認識を共有した。

英国の離脱交渉をめぐり、同国のメイ首相が欧州単一市場へのアクセス維持より移民の流入制限を優先すると発言したことなどを背景に、外国為替市場ではポンドが売られる展開が続いているが、英国の離脱そのものはG20で大きく取り上げられることはなかったという。

また、財務官によると、多くの参加国から貿易の伸び率の低下について言及があったほか、コモディティー価格の下落が新興国・資源国経済に与える影響についても意見交換した。一部の国からは「投資をもう少し盛り上げないといけない」との指摘もあった。金融政策に関しては、低金利政策の「良い面と悪い面の両方について言及があった」という。

討議の時間も2時間と短く、共同声明も出ないことから、為替に関する議論はなかった。

木原麗花、梅川崇

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