March 20, 2018 / 2:56 AM / 4 months ago

保護主義は経済縮小につながる=木原財務副大臣

[ブエノスアイレス/東京 19日 ロイター] - 木原稔財務副大臣は19日、アルゼンチンのブエノスアイレスで開幕した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の初日の討議終了後に記者団の取材に応じ、「保護主義的な内向き政策は世界経済全体の縮小につながり、どの国の利益にもならない」と会議の場で説明したことを明らかにした。

 3月19日、木原稔財務副大臣(写真前列右)は、アルゼンチンのブエノスアイレスで開幕した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の初日の討議終了後に記者団の取材に応じ、「保護主義的な内向き政策は世界経済全体の縮小につながり、どの国の利益にもならない」と会議の場で説明したことを明らかにした。写真はG20で撮影(2018年 ロイター/Marcos Brindicci)

初日は「世界経済」「仕事の未来」「インフラ」をテーマに議論を行った。G20で初めて取り上げられる仮想通貨は2日目の議題となる見通し。

木原副大臣は貿易政策を巡り、多くの国が内向きの政策に対する懸念を表明したとし、討議終了後に公表する共同声明に「(こうした意見が)盛り込まれないことはあり得ない」との見方を示した。

その上で「自由で公正な貿易を通じて、各国が比較優位を生かす形で世界経済の成長を高める必要があると伝えた」と語った。

米国が主張する貿易不均衡の是正については「2国間ではなく多国間の枠組みで見るべきだとの意見もあった」(財務省同行筋)という。

世界経済が抱えるリスクでは、保護主義に加え、主要国の金融政策の正常化に伴う資本フローの変化を指摘。地政学リスクとしての北朝鮮の脅威は、国名を名指しして取り上げた。

一方、市場動向に関しては「最近の金融市場の大きな変動は、世界経済のファンダメンタルズを反映したものではない」との見解をG20に伝えた。

木原副大臣は麻生太郎財務相の代理として出席している。

木原麗花、梅川崇

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