October 30, 2015 / 3:59 AM / 4 years ago

診療報酬のマイナス改定必要、調剤も抜本見直し=財務省

[東京 30日 ロイター] - 財務省は30日、財政制度等審議会(財務相の諮問機関)の分科会で、2016年度予算の焦点の一つである診療報酬についてマイナス改定が必要との考えを示した。医師の技術料を指す「本体」に加え、調剤報酬の抜本的な見直しも求めた。

診療報酬が引き下げられれば、医療機関の収入が減る一方で、国民負担の軽減にもつながる。2015年度予算ベースでは、マイナス幅が1%となれば、国の予算編成に関係する社会保障費は約1110億円抑制できる。

財務省は、物価・賃金の動向を考慮しても、診療報酬本体が高止まりしているとし、「一定程度のマイナス改定が必要」と主張した。具体的な引き下げ幅は示さなかった。

保険薬局が調剤を行った時に発生する調剤報酬に関しては、薬を処方した日数分で報酬が変わる仕組みを問題視した。実際には全自動で薬を包装する機械もあり、処方する薬の数が多ければ業務が増えるという前提は「不合理」と指摘した。

診療報酬改定は2年に1度行われており、引き下げとなれば10年ぶりとなる。ただ、日本医師会などからの反発も予想され、年末にかけた調整は難航しそうだ。

梅川崇

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