October 22, 2018 / 1:26 AM / 25 days ago

ムーディーズ、イタリアを格下げ 財政赤字拡大の見通しで

 10月19日、米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、イタリア政府の自国通貨・外貨建て発行体格付けを「Baa2」から「Baa3」に引き下げた。写真はローマのイタリア銀行本店。2016年4月撮影(2018年 ロイター/Tony Gentile)

[ローマ 19日 ロイター] - 米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは19日、イタリア政府の自国通貨・外貨建て発行体格付けを「Baa2」から「Baa3」に引き下げた。見通しは「安定的」。

今後数年にわたり財政赤字が拡大するとみられ、財政基盤が著しく弱まっていることが引き下げの主な理由とした。また、経済と財政の構造改革が行き詰まり、中期的な成長にマイナス要因となっていることも指摘した。

ムーディーズは、政府が最近発表した予算案で来年の財政赤字見通しを対国内総生産(GDP)比2.4%と、従来目標の3倍に引き上げたことが格下げの主要因だと説明した。

拡張的な財政政策へシフトすることでイタリアの公的債務は今後数年、現在の対GDP比130%近辺にとどまり、縮小する可能性は低いと指摘。これにより、イタリアは将来の国内外の衝撃に対して、よりぜい弱になるとの見方を示した。

政府が計画する措置により国内生産は拡大するが、想定されているほどの効果は見込めないと説明した。

一方、見通しについては、財政悪化見通しを相殺する信用面での堅調な要因があるとし、引き続き「安定的」とした。

そうした要因として、規模が大きく多様化した国内経済、GDP比2%を超える経常黒字、ほぼバランスが取れた国際投資状況、国内の一部の家系が保有する高水準の資産を挙げた。

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