May 24, 2016 / 2:37 AM / 2 years ago

欧州の「モレネ中立地帯」、200周年の祝賀行事

[ケルミス(ベルギー) 21日 ロイター] - ナポレオン戦争の終結後にドイツ(プロイセン王国)とオランダ(ネーデルラント連合王国)の国境地帯にかつて存在した「モレネ中立地帯」が200周年を迎え、ベルギーの小さな町ケルミスでパレードなどの祝賀行事が行われた。

 5月21日、ナポレオン戦争の終結後にドイツ(プロイセン王国)とオランダ(ネーデルラント連合王国)の国境地帯にかつて存在した「モレネ中立地帯」が200周年を迎え、ベルギーの小さな町ケルミスでパレードなどの祝賀行事が行われた(2016年 ロイター/Eric Vidal)

モレネ中立地帯は面積約3.4平方キロメートルの細長い地域。菱亜鉛鉱の主要な産地をめぐってこの一帯で両国の争いが起きたため、1816年にどの国にも属さない中立地帯が設定され、権益が共有された。

この中立地帯は約100年にわたり存続した。大幅な自治権が認められ、亜鉛のブームが起きたことなどで、人口は当初の256人から5000人近くまで増加した。エスペラントを公用語とする国家を目指す提案もなされたが、第一次世界大戦の勃発とともに「中立地帯」は終わりを告げた。

ケルミス町長はロイターに対し「他に類をみない歴史の1ページだ。中立地帯は一度限りのものだった。盛大に祝うだけの歴史的意義がある」と述べた。

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