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米景気後退入りの確率約50%=モルガンSのゴーマンCEO

[ニューヨーク 13日 ロイター] - 米金融大手モルガン・スタンレーのゴーマン最高経営責任者(CEO)は13日、米経済は約50%の確率で景気後退(リセッション)に入るとの見方を示した。ただ深刻なものになる可能性は低いとした。

6月13日、米金融大手モルガン・スタンレーのゴーマン最高経営責任者(CEO)は、米経済は約50%の確率で景気後退(リセッション)に入るとの見方を示した。写真は2019年4月、議会で証言するゴ-マン氏(2022年 ロイター/Aaron P. Bernstein)

同社主催の業界会議で「確率はおそらく五分五分だ」と述べ、50%未満としていた先月の予想を修正した。

ただ、リセッションに陥ったとしても「深く、長い」ものになる公算は現時点では小さいとした。

同会議に出席した業界幹部らは、良好な米消費者の家計と企業の財務状況が回復を支援し、金融業界は景気後退の影響を回避できるとの見方を示した。

バンク・オブ・アメリカ(BofA)のアラステア・ボースウィック最高財務責任者(CFO)は、同行の貸出債権にはまだ景気後退の兆候は見られないと指摘。資産の質に関する質問に対し、「将来どうなるかという問題と現在どうなのかという問題がある。現在の信用状況は良好だ」と答えた。

「現在、全般的に融資は妥当な伸びを示している」と述べ、「1桁台後半」の伸びが予想されるとした。

ボースウィック氏の発言は今月初めにJPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEOが示した見解と対照的だった。

ダイモン氏は米経済が直面している課題を迫りくる「ハリケーン」と呼び、連邦準備理事会(FRB)は景気後退回避に向け、強力な措置を講じる必要があるという認識を示していた。

ボースウィック、ゴーマン両氏は、市場のボラティリティーが拡大し企業の新規株式公開(IPO)が減る中、投資銀行業務の環境は厳しいとの認識を示した。

ボースウィック氏は同社がレバレッジド・ファイナンス業務で今四半期に1億─1億5000万ドルの評価減を計上する見込みだと警告した。

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