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NY外為市場でドル下落、米財政赤字への懸念が再燃

 [ニューヨーク 13日 ロイター] 13日のニューヨーク外国為替市場ではドルが下落。ムーディーズ・インベスターズ・サービスがこの日、オバマ大統領が共和党指導部と合意した減税や失業保険の延長案について、向こう2年間における同国の「トリプルA」格付けに対する「ネガティブ」見通しの可能性を高める、との見方を示したことを受け、米国の財政赤字への懸念が再燃した。

 12月13日、ニューヨーク外国為替市場でドルが下落。2008年1月撮影(2010年 ロイター/Beawiharta)

 米国の貿易赤字と財政赤字をめぐる懸念は以前から投資家の懸念材料ではあったが、最近は一連の金融危機で影が薄くなっていた。ただ、米国の景気に回復の兆しが見られるようになり、投資家は再び財政赤字に目を向けている。

 バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチの米州G10戦略責任者Paresh Upadhyaya氏は「市場が減税措置延長の影響を織り込むなかで、この動きが起きている。減税延長で米国の格付け見通しをネガティブに変更する可能性が高まっているとのムーディーズの見方は、新しくはないが、投資家はその可能性が現実となった場合のシナリオを想定しないわけにはいかない」と語った。

 ユーロは対ドルで1.2%上昇し、1ユーロ=1.3390ドル。

 一方、ドルは、安全資産とされるスイスフランに対して1.3%下落し、1ドル=0.9679スイスフラン。ドルは対円でも0.6%下落し、1ドル=83.41円。

 年末の休暇を控え、薄商いとなっている。

 トレーダーは、ユーロは上値抵抗線を試す可能性があると指摘する。

 一部には、市場は、今週の欧州連合(EU)首脳会合で危機に陥ったユーロ加盟国に対する恒久的な支援メカニズムが誕生することへの期待感でユーロが上昇し続けることを懸念している、との声もある。

 ただ、きょうの注目材料は米国の減税延長案だった。 

ドル/円   終値    83.41/45

       始値    83.98/99

   前営業日終値    83.95/98

ユーロ/ドル 終値   1.3389/94

       始値   1.3279/80

   前営業日終値   1.3226/29

*カテゴリーを修正して再送します。

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