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国民投票での否決、ギリシャ破たんにつながる恐れ=ユーログループ議長

 11月1日、ユーログループのユンケル議長(ルクセンブルク首相)は、ギリシャが欧州連合(EU)が合意した第2次ギリシャ支援策を国民投票で否決した場合、同国が破たんする可能性があるとの見解を示した。前月撮影(2011年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

 [ルクセンブルク 1日 ロイター] ユーログループのユンケル議長(ルクセンブルク首相)は1日、欧州連合(EU)が合意した第2次ギリシャ支援策をギリシャが国民投票で否決した場合、同国が破たんする可能性があるとの見解を示した。RTLラジオに対して述べた。

 国民投票での否決がギリシャの破たんにつながるかとの質問に対し、ユンケル議長は「その可能性は排除できない。しかし、国民投票の質問がどのように設定されるのか、実際に何に関し投票が行われるのかに左右されることになる」と応じた。

 議長は「パパンドレウ・ギリシャ首相は、他の欧州の首脳と協議することなく、国民投票の実施を決定した」とし、すでに不安定となっているユーロ圏の状況に「多大な緊張と不安をもたらしている」と語った。

 パパンドレウ首相は31日、第2次ギリシャ支援策の受け入れの是非について国民投票で問う方針を表明。投票の実施時期は明らかになっていないものの、首相は今後数週間以内に実施する構えを見せている。一方、ベニゼロス財務相は来年1月までは実施されないとの見方を示している。

 ユンケル議長はまた、パパンドレウ首相が他の欧州首脳と協議せず国民投票を決定したものの、同首相がここ数カ月、国民投票実施の可能性を示唆していたことも明らかにした。

 さらに、ギリシャが10月27─28日の首脳会議での合意を維持するのか、どのような国民投票が実施されるかなどが不透明と指摘し、「状況を総合的に評価することは時期尚早だ」と述べた。

 ユンケル議長は、メルケル独首相やサルコジ仏大統領、ファンロンパイEU大統領と1日午前に会談したことを明らかにしたほか、3日から仏カンヌで開催される20カ国・地域(G20)首脳会議の期間中に一段の協議が行われると述べた。

 議長は「明確なことを示す時期には至っていないものの、それが状況を容易にするわけでもない。金融市場だけでなく、欧州の政策決定に対し新たな緊張を招いている。このようなニュースがなければ良かったと感じている」と述べた。

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