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ローマ法王、精神・肉体面の衰え理由に退位表明

2月11日、ローマ法王ベネディクト16世(85)は、職務遂行に必要な精神的、肉体的な力がなくなったとして、退位する意向を表明した。バチカンで9日撮影(2013年 ロイター/Alessandro Bianchi)

[ローマ 11日 ロイター] ローマ法王ベネディクト16世(85)は11日、職務遂行に必要な精神的、肉体的な力がなくなったとして、退位する意向を表明した。ローマ法王の退位は中世以来初めて。

法王は、ここ数カ月間に体力の衰えを自覚したと話している。

法王は声明で、職務遂行には「精神と身体の力が不可欠だが、ここ2─3カ月間衰え、私に委ねられた職務を十分全うすることができなくなったと認識せざるを得なくなった」と説明した。

ローマ法王庁(バチカン)の報道官は、法王が28日1900GMT(日本時間3月1日午前4時)に退位するとしている。

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