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中国短期市場の金利急上昇、影の金融システムが影響=新華社

6月23日、新華社は、最近の短期金融市場の金利急上昇が投機的取引や影の金融システムの広がりによって引き起こされた市場のゆがみの結果だと指摘した。安徽省合肥の銀行で21日撮影(2013年 ロイター)

[上海 23日 ロイター] - 新華社は23日付で解説記事を掲載し、中国には十分な流動性があり、最近の短期金融市場の金利急上昇は、投機的取引や影の金融システムの広がりによって引き起こされた市場のゆがみの結果だと指摘した。

新華社によるコメントは、ここ数年で拡大した銀行融資以外の金融取引、いわゆる「シャドーバンキング(影の銀行)」の広がりを抑えるために、中国人民銀行(中央銀行)が流動性供給に消極的になっているとのアナリスト観測を確認するもの。

新華社は、市場には十分な流動性があるとし、マネーサプライ(通貨供給量)統計の中で、広範な指標であるM2の伸び率が5月は前年同月比15.8%となっているうえ、「社会融資総量(TSF)」は1兆元以上だったとのデータを根拠として示した。

解説の中で、「銀行や株式市場、中小企業の資金は細っているが、市場には流動性が十分に供給されている」と指摘。「大企業の多くは依然、相当な投資をし、理財商品(WMP)をかなり購入している。投機的な投資を求める大量のホットマネーがあり、民間の融資も広がりをみせている」としている。

人民銀は23日、第2・四半期の金融政策報告の中で、穏健な金融政策と緩やかな融資の伸びを確保することにコミットしていると再度表明した。

流動性をより管理できるように金融政策の複数のツールを活用することで、資金が実体経済に回り、景気の立て直しを支援するようになるとしている。

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