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世界的な株安受けドル買い先行、新興国・高金利通貨に売り=NY市場

[ニューヨーク 11日 ロイター] -11日終盤のニューヨーク外為市場では、世界的な株安を受け、安全資産としてのドルが買われた。前日に続きこの日も米株価が下落したことでリスク選好度が低下、新興国通貨や高金利通貨が売られる展開となった。

4月11日、終盤のニューヨーク外為市場では、世界的な株安を受け、安全資産としてのドルが買われた。昨年4月撮影(2014年 ロイター/Toru Hanai )

シティFXのG10外為戦略部門のグローバル責任者、スティーブン・イングランダー氏は、「世界にとっての悪いニュースはドル押し上げ要因となる」とし、「株式市場に関する懸念が高まったことを受け、保守的な傾向が強まり、ドル買いにつながった」と述べた。

ただ、この日のドルの上昇は一時的なものとの見方も出ている。

終盤の取引で、ドル指数.DXYは0.1%高の79.470。ただ、週初からは1.2%下げており、1週間の下落としては約7カ月ぶりの大きさとなった。

ユーロ/ドルは横ばいの1.3885ドル。だた、週初からの上昇率は前年9月以来最大となった。

ドル/円も横ばいの101.52円。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ開始がまだ先のことになるとの見通しが広がったことで、前週4日からの下落率は2.5%に達した。

一方、新興国通貨、および高利回り通貨は対ドルで下落。南アフリカランドは0.5%安の10.4720ランド、豪ドルは0.2%安の0.9397米ドルとなった。

年初の時点では、米景気回復と米連邦準備理事会(FRB)による緩和縮小を受け、ドルは上昇するとの見方が出ていた。ただその後、こうした見方は後退。9日に公表された3月18─19日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受け、FRBの利上げ開始予想が2015年第1・四半期から同年下半期に後ずれするとの見方が台頭したことで、ドルに対する圧迫が強まった。

ただ、USバンク・ウエルス・マネジメントのフィクスト・インカム調査部門責任者、ジェニファー・バイル氏は、FRBの利上げ開始時期の予想は2015年の年央から変えていないとしている。

ドル/円    終値   101.66/68

始値   101.44/45

前営業日終値   101.53/55

ユーロ/ドル  終値   1.3882/87

始値   1.3872/73

前営業日終値   1.3886/88

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