<三菱東京UFJ銀行のチーフ金融エコノミスト、クリス・ラプキー氏>
失業は(景気に)遅行する指標ではあるが、今回の雇用統計で消費者の不安は深まるだろう。もし消費者が支出しなければ景気後退(リセッション)は年内いっぱい続く可能性があり、悲観論者の予想が厳しい現実となる。企業が雇用の調整を止めなければ、近いうちにわれわれは全員、食料配給券(フードスタンプ)を受けることになりかねない。
(ニューヨーク 3日 ロイター)
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