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為替こうみる:104円台の水準を試さないと相場の反転はない=みずほコーポ 竪氏

 <みずほコーポレート銀行 国際為替部参事役 竪智司氏>

 米経済指標や米国とつながりのある経済圏の景気指標の悪化を確認していくなかで、グローバル株価に対する不安は当面続くだろう。目下、サブプライム問題と米大手金融機関の決算に関心が向かっており、ドルに対するネガティブな見方は引き続き継続しそうだ。しかし、グローバル株価の不安が高まれば、足元の取引で見られるように円独歩高の展開も想定され、必ずしもドル安相場となるかはわからない。

 ただ、ドル/円については、2005年1月の101.67円のボトムから立ち上がった上昇相場で、104円が最初の足場となったので、その水準をもう一度試しに行かなければ相場の反転はないと思う。少なくとも105円台は試したいところだ。6月末までの展望であれば、103―108円のレンジを予想する。

 夏場まで(円が買われやすい)地合いは変わらないと見ているが、経済の動きは早いので、長期的にどうなるとは言い切れない。それに、円が高くなっても市場が落ち着けば、日本から海外に流出する個人のフローの動きも再び活発になるので、金融市場の不安が解消されれば、この円高地合いも終りだろう。

 (東京 16日 ロイター)

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