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〔外為マーケットアイ〕ドル/円の予想変動率が11%台へ低下、底割れとの声

〔外為マーケットアイ〕

 <08:50> ドル/円の予想変動率が11%台へ低下、底割れとの声

 市場ではドル/円の予想変動率(インプライド・ボラティリティ)の「底割れ」が話題となっている。ドル/円のボラティリティは8日、ロイターデータで1カ月物JPY1MO=11.65%まで低下。最近のレンジ下限を下抜けて、昨年9月以来8カ月ぶり低水準をつけた。きょう朝方は11.6%―12.6%付近と、買い気配値はさらに切り下がっている。

 最近の取引では、クロス円を中心に円が下落基調にありボラティリティに低下圧力がかかりやすいことに加え、株価が上昇するとリスク選好姿勢が強まるとの見方からドルと円が同時に弱含み、逆に株価が下落するとリスク回避姿勢が強まるとしてドルと円が同時に強含みとなるため、ドル/円の値が振れづらくなっていることも一因だという。

 <08:20> 投機筋はカナダドルも買い転換、豪ドルは昨年8月以来最大の買い持ちに

 投機筋のポジション動向の参考データとして知られる米商品先物取引委員会(CFTC)のIMM通貨先物取組によると、5月5日までの週にカナダドルCAD=D4が2014枚と昨年7月27日の週以来の買い持ちに転じた。ユーロも3368枚と2週間ぶりに再び買い越しとなった。朝方の取引で7カ月ぶり高値をつけた豪ドルは7週連続の買い越しで、買いポジションも2万3064枚と昨年8月3日の週以来の高水準に膨らんでいる。

 <07:59> 「恐怖指数」がリーマンショック前の水準へ低下、高金利通貨買いの手掛かりか

 投資家の恐怖心理を示すとされるシカゴ・オプション取引所(CBOE)ボラティリティー(VIX)指数.VIXが、8日の取引で31.19まで低下。米リーマン・ブラザースが破たんした昨年9月以降の低水準を更新し、昨年9月から一度も下回ったことのなかった30台割れに接近してきた。世界的な株高を背景に、市場では投資家心理が急速に改善しているとの見方が強まっており、8日海外の為替市場ではブラジルレアルBRL=や南アフリカランドZAR=D4が7カ月ぶり高値圏へ上昇するなど、高金利通貨への買いが活発化している。

 <07:38> 豪ドルが対ドル・円ともに7カ月ぶり高値、リスク志向の強まり見込む

 早朝の取引では豪ドルも上昇。ロイターデータでは、対米ドルAUD=D4で0.7714ドルまで上昇し、昨年10月以来7カ月ぶり高値を更新した。豪ドル/円AUDJPY=Rも76円前半と同じく7カ月ぶり高値をつけた。株高で投資家のリスク志向が強まれば低金利のドルと円から資金が流出するとの見方から、ドルと円が売られる一方で高金利通貨に買いが先行した海外市場の流れを引き継いでいるという。

 <07:23> ユーロ一時134.80円まで上昇、ストップ巻き込み1カ月ぶり高値

 早朝の取引でユーロ/円EURJPY=Rが一時134.80円まで上昇。前週末海外の高値を上抜け、1カ月ぶり高値を更新した。市場筋によると、早朝の薄商いの中で上値に控える一段のユーロ買いを誘発するストップロスを狙った買い仕掛けが入ったといい、高値更新後は134.30円付近へ急反落している。ユーロ/ドルEUR=も早朝に一時1.3670ドルまで上昇して1カ月半ぶり高値をつけた後、現在は1.3620ドル付近へ下落した。

 <07:16> きょうの予想レンジはドル98.20―99.00円、株高でも円売り限定的か

 きょうのドル/円JPY=の予想レンジは98.20―99.00円付近。前週末に米株が上昇し、円とドルが売られた流れが続く見通し。ただ「最近の株価上昇に懐疑的な見方が多いせいか、海外株上昇の勢いをアジア株市場が受け継ぎきれないことも多い。クロス円も最近の取引レンジ上限付近に達しており、一段高は難しくなってきた」(都銀)とする声が出ている。

 (東京 11日 ロイター)

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