[ニューヨーク 11日 ロイター] 11日のニューヨーク証券取引所で、米証券大手メリルリンチMER.Nが前日比約17%下落した。同業リーマン・ブラザーズLEH.Nの将来に対する懸念が強まるなか、次に信用不安に見舞われる可能性があるとの見方が広がった。
スチュワート・キャピタル・アドバイザーズのマルコム・ポリー最高経営責任者(CEO)は「リーマンが消えれば次の標的はメリルだ、と市場は言っているようだ」と述べた。
リーマン株は同42%安の4.22ドルとなり、セクター全体の下げをけん引した。
投資家によると、メリルはリーマンと同様の問題を抱えているとみられており、とりわけ下げが大きかった。
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