[ロンドン 6日 ロイター] - 自動車レースF1、今季開幕戦のバーレーン・グランプリ(GP)ではレッドブル勢が圧倒的な強さを発揮。これを受けてジョージ・ラッセル(英国、メルセデス)は、今季レッドブルが全勝する可能性もあると述べた。
5日に行われた決勝では、個人総合3連覇を目指すマックス・フェルスタッペン(オランダ、レッドブル)が優勝。2位に入ったチームメート、セルヒオ・ペレス(メキシコ)には11秒987、3位フェルナンド・アロンソ(スペイン、アストンマーチン)には38秒637の大差をつけた。
7位に終わったラッセルは「レッドブルの総合優勝はすでに確実だ」と報道陣に発言。「今年は誰も彼らに対抗できないと思う。彼らが全レースに勝つ可能性が高い」との見方を示した。
しかし、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は「何事も当たり前とは思っていない」とし、「計23レースはマラソンのような長い戦い。今後のレースでライバル勢が復調すると予想している」と気持ちを引き締めていた。
レッドブルは昨季、22戦中17戦で優勝。フェルスタッペンが15勝を挙げた。
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