[アブダビ 28日 ロイター] - 自動車レースF1のウィリアムズは28日、2020年のドライバーにロベルト・クビツァ(ポーランド)に代わってニコラス・ラティフィ(カナダ)を起用すると発表した。
今季F2の個人総合ランキングで2位につけている24歳のラティフィは、すでにウィリアムズではリザーブドライバーを務め、今年はプラクティスセッションで6回走っている。
ラティフィは声明で「私にとっては夢の実現であり、私がここまでの半生をかけて向かってきたものだ。まだ少し現実感がない。来年のメルボルン(オーストラリアGP)のグリッドに出るまで完全には落ち着かないだろう」と語った。
クビツァは2011年に北イタリアで参加したラリーで生命を脅かす事故にあい、一度はF1引退を余儀なくされたが、今季F1復帰を果たし、ウィリアムズで唯一のポイントを獲得。しかし、9月に今季終了後に退団すると話していた。
今後に関してはハースに移籍してリザーブドライバーかシミュレーターのドライバーを務めるとの臆測が流れている。
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