[30日 ロイター] - 自動車レースF1は今週末にオーストリア・グランプリ(GP)が開催される。先週末のシュタイアーマルクGPと同じサーキットのレースだけに、レッドブル・ホンダの優位が見込まれる。
レッドブル勢は現在4連勝中で、シュタイアーマルクGPはマックス・フェルスタッペン(オランダ)がポールポジションから出て優勝。個人総合ではメルセデスのルイス・ハミルトン(英国)を、チーム総合でもメルセデスを抑えて首位に立っている。
2014年にV6ターボハイブリッド時代が始まって以来、F1をリードしてきたメルセデスは勝利のサイクルを失っている。ハミルトンはアップグレードとスピード強化が必要だと語っているが、メルセデスがどのように対応するかが注目点になっている。
また、タイヤを供給するピレリ社は先週のレースよりも柔らかいコンパウンドを持ち込む。そのため、チームやドライバーによってレースの戦略が分かれる可能性があり、気候も先週末よりも涼しくなることが見込まれる。
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