[16日 ロイター] - 自動車レースF1は今週末にフランス・グランプリ(GP)が開催される。2戦続いた公道サーキットからレース専用コースに戻り、メルセデス勢の復活が予想される。
フランスのポールリカール・サーキットでのレースでメルセデス勢は、2018年と19年にルイス・ハミルトン(英国)が優勝。19年のレースでは1周目からゴールまで全てのラップで先頭を走った。昨年は新型コロナウイルスの影響で開催されなかった。
直近2戦のハミルトンはモナコGPで7位、アゼルバイジャンGPは15位で7ポイント獲得にとどまり、個人総合で首位に立つレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン(オランダ)を4ポイント差で追っている。
メルセデスのトト・ウォルフ代表は「われわれに向いていない公道サーキットの2戦は難しくなると思っていた。そして、自分たちのミスでレースの勝利や表彰台を逃したことには失望している」と述べた。
一方、「フランスGPはより伝統的なサーキットに戻ることを意味する。運が向いてくることを願う」と話した。
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