June 14, 2016 / 10:41 PM / 3 years ago

中国A株組み入れ再び見送り、MSCIのグローバル新興国株指数

[ニューヨーク 14日 ロイター] - 株価指数を開発・算出する米MSCI(MSCI.N)は14日、中国本土に上場している人民元建て株式(中国A株)について、グローバル新興国株指数への組み入れは行わないと発表した。

 6月14日、株価指数を開発・算出する米MSCIは、中国本土に上場している人民元建て株式(中国A株)について、グローバル新興国株指数への組み入れは行わないと発表した。写真は上海の証券会社で3月撮影(2016年 ロイター/Aly Song)

MSCIは、中国の適格外国機関投資家(QFII)制度の有効性や資本移動に関する政策変更、新たな取引停止政策の有効性を評価する時間がさらに必要だと説明した。

MSCIのマネジングディレクター兼調査部門グローバル責任者、レミー・ブリアン氏は声明で「MSCI新興国市場指数.dMIEF00000PUSに組み入れられる前に中国A株市場のアクセス問題が一段と改善してほしいとの考えを、国際的な機関投資家は明確に示している」と説明した。

MSCIは、中国当局が市場アクセス問題を大幅に改善し、正しい方向に進んでいると評価。その上で、2017年の見直しで引き続き中国A株の組み入れを検討するとしつつ、17年6月以前に一段の進展があれば臨時の組み入れ発表の可能性も排除しないとした。

MSCIが中国A株の指数組み入れを見送ったのは、2013年に組み入れ観測が初めて浮上して以来、3年連続となる。

アナリストらによると、中国A株がMSCI新興国市場指数に組み入れられれば、向こう10年間で年金基金や保険会社などから最大4000億ドルもの資金が中国本土の株式市場に流入すると見込まれていた。

UBSウェルス・マネジメント(UBSG.S)の新興国市場担当ストラテジスト、ルーシー・チウ氏は「これら(MSCIが指摘した)3つのポイントに中国が対処すれば、年内か来年の早い段階に中国A株の指数組み入れが可能になるとみている」と指摘した。

MSCIはまた、ペルーを新興国市場指数にとどめると発表。2017年5月のレビューと同時にパキスタンを新興国市場として再分類するとしたほか、今年に資本市場に復帰したアルゼンチンについても17年のレビューで新興国市場として再分類するとした。

MSCIはナイジェリアをMSCIフロンティア市場指数から除外し、スタンドアローン市場として再分類する。韓国については、先進国市場への再分類に向けたリストに含めないとした。

*内容を追加しました。

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