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MUFG新社長に亀沢氏 デジタル領域に精通、若返りも

 1月17日、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、亀沢宏規副社長が社長兼最高経営責任者(CEO)に4月1日付で昇格する人事を発表した。写真は都内で2016年5月撮影(2020年 ロイター/Thomas Peter)

[東京 17日 ロイター] - 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)8306.Tは17日、亀沢宏規副社長が社長兼最高経営責任者(CEO)に4月1日付で昇格する人事を発表した。三毛兼承社長は代表権のある副会長となり、持ち株社長と銀行頭取を兼務してきた現体制を1年で解消する。亀沢氏のトップ昇格について三毛社長は「グループトップの若返りに意味がある。デジタル領域に精通し、『新しい金融』を切り開く力もある」と狙いを語った。

現体制を1年で解消することに関し、三毛社長は「指名・ガバナンス委員会でも本来は(兼務が)望ましくないとの一致した見解があったが、構造改革のスピードを上げるには『短期間ではいいだろう』との判断があった」と振り返った。バランスシートの拡大に頼った経営モデルの転換を図り、「業務純益の反転にめどがついた」こともトップ交代の理由に挙げた。

新たに社長に就任する亀沢副社長は冒頭、「大変な『大役』ということで緊張している」と述べた。一方で「MUFGを若い人にも魅力ある会社にしたい」と意欲を語り、今夏の東京オリンピック・パラリンピックになぞらえ「感動とメダルと、両方を狙う」と強調した。

厳しい事業環境を反映して「株価は非常に低い状態にあり、(市場から)厳しい評価を得ていると考えている」との認識も併せて述べた。デジタル分野の推進を念頭に、「ビジネスモデルをどう作るかが最大の課題」とし、経営合理化とともに新たな成長戦略を次期3カ年計画に盛り込む考えも明らかにした。

MUFGは持ち株会社のトップ交代とともに三菱UFJ信託銀行の新社長に長嶋巌副社長を充てる人事も決め、同日公表した。池谷幹男社長は代表権のある会長に就く。

*内容を追加しました。

山口貴也 編集:佐々木美和

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