November 13, 2018 / 9:10 AM / a month ago

三菱UFJが19年3月期見通しを上方修正、一時的利益がかさ上げ

 11月13日、三菱UFJフィナンシャル・グループは、2019年3月期当期利益予想を従来の8500億円から9500億円に引き上げた。写真はロゴ、都内で2016年5月撮影(2018年 ロイター/Thomas Peter)

[東京 13日 ロイター] - 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306.T)は13日、2019年3月期当期利益予想を従来の8500億円から9500億円(前年同期比4%減)に引き上げた。同日発表した4―9月期決算が当初計画を大きく上回ったため。進捗率は68%となった。

18年4―9月期の連結当期利益は前年同期比3.8%増の6507億円となり、中間期としては過去2番目の利益水準となった。大口融資先企業の貸倒引当金の戻り益や政策保有株式の売却利益など一時的利益がかさ上げした。

当期利益は増益を確保したものの、ビジネスの実力を示す業務純益は前年同期比19%減の5681億円にとどまった。市場部門の落ち込みが大きく、同部門の利益が36%減の2155億円になったことが主因。大企業部門や海外企業部門などは増益を確保したが、打ち返せなかった。業務純益の減益は3中間期連続で、厳しい業況が続いている。

会見した平野信行社長は「本業である業務純益が大幅な減益で厳しい決算」と総括した。

当期利益の増益要因となった与信関係費用は、前年同期よりも1148億円改善し、戻り益として1179億円を計上。株式関係損益も301億円改善の851億円の利益。そのほか、持ち分法適用会社の米国のモルガン・スタンレーの収益貢献も大きかった。

19年3月期当期利益の上方修正を踏まえて、年間配当予想を従来の20円から22円(前年実績は19円)に引き上げた。同時に1000億円・2億株(発行済み株式総数の1.52%)を上限とする自社株買いも発表した。

布施太郎

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