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情報BOX:マスク氏投稿が示すツイッター買収の狙い

[25日 ロイター] - 米ツイッターは25日、イーロン・マスク氏が提示していた440億ドルの買収提案に合意した。数億人のユーザーを持つ同社の経営権はマスク氏に移り、ツイッターは非公開化する。

以下に買収を巡る時系列の動きをまとめた。マスク氏の投稿などからツイッターや言論の自由を巡る同氏の見解がうかがえる。

◎3月26日

マスク氏は、ツイッターが言論の自由の原則を守っておらず、民主主義を根本的に損っていると投稿。新たなプラットフォームが必要かと問い掛けた。

◎4月4日

ツイッター株9.2%を取得したことが明らかになってから初めて「Oh hi lol(やあ、爆笑)」とツイート。

さらに、ツイッターに編集ボタンが必要かどうかをユーザーに尋ねる投票を実施。これに対して、ツイッターのパラグ・アグラワル最高経営責任者(CEO)は、投票結果が重要になるとし、慎重に投票するよう呼び掛けた。

◎4月5日

アグラワルCEOがマスク氏の取締役就任を発表。「熱烈なツイッター信奉者であると同時に厳しい批判者であり、長期的にツイッターを強化する上で同社および取締役会に必要な人材」と述べた。

共同創業者のジャック・ドーシー氏も投稿で歓迎の意を表明。「パラグとイーロンは共にハートでリードし、素晴らしいチームになるだろう」と述べた。

◎4月9日

米ツイッターは25日、イーロン・マスク氏が提示していた440億ドルの買収提案に合意した。写真は、2015年4月30日に米カリフォルニア州で講演するマスク氏。(2022年 ロイター/Patrick T. Fallon)

マスク氏がツイッターのビジネスモデルについて「広告はなし。ツイッターが生き残りのため広告収入に頼るようになれば、運営方針への外部企業の支配力が非常に高まってしまう」とツイート。この投稿はその後、削除された。

また、月額制でプレミアム機能への限定アクセスを提供するサブスクリプションサービス「ツイッター・ブルー」について、月額3ドルを支払う登録者人全てに認証チェックマークが付くべきとツイート。その後削除された。

さらに、サンフランシスコのツイッター本社をホームレス向けのシェルター(一時宿泊施設)すべきかをフォロワーに問う投票を開始。アマゾン・ドット・コム創業者のジェフ・ベゾス氏もこのアイデアを支持した。投稿は現在削除されている。

◎4月10日

アグラワルCEOは、マスク氏が取締役就任を撤回したと発表。マスク氏は口を手で覆った顔の絵文字を投稿したが、その後削除した。

マスク氏はツイッターの社名から「w」を省くべきかどうかという投票を開始。回答の選択肢は「イエス」と「オフコース」の2つだった。その後、投稿は削除された。

◎4月12日

ツイッターの元株主らは、マスク氏がツイッター株9.2%取得の開示に時間をかけすぎたため最近の株価上昇機会を逃したとして、マスク氏を提訴した。

◎4月14日

マスク氏が「オファーを出した」と投稿し、ツイッターの全株式取得を提案したことを明らかにした。

1株当たり54.20ドルで取得するとし、ツイッターが「言論の自由」のためのプラットフォームになるには、非公開化が必要との見方を示した。

関連書類で「この提案は最善かつ最終的なもので、受け入れられない場合は、株主としての立場を再考する必要がある」と指摘。また、「ツイッターには並外れた可能性がある。私はそれを解き放つ」と表明した。

一方、サウジアラビアのアルワリード・ビン・タラル王子はツイッターへの投稿で自身を「ツイッターの最大かつ長期的な株主」の1人だと説明した上で、マスク氏の提案は同社を過小評価しているため、受け入れを拒否すると表明した。

◎4月21日

マスク氏は「われわれのツイッター買収がすれば、スパムボットの撲滅を必ず成し遂げる」と投稿した。

◎4月25日

マスク氏は買収合意後に「言論の自由は民主主義が機能するための基盤であり、ツイッターは人類の未来にとって不可欠な事柄が議論されるデジタルな広場だ」と投稿。また、「新機能で製品を強化し、アルゴリズムをオープンソースにして信頼を高め、スパムボットを撲滅し、全ての人を認証することで、ツイッターをこれまで以上に良くしたい」と表明した。

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