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二枚貝の微小プラスチック汚染、北極海から中国まで拡大=研究

 12月20日、ノルウェー水質研究所(NIVA)は、二枚貝における長さ5ミリ以下の微小プラスチック汚染が北極海から中国まで広範囲で見られ、海洋汚染が地球規模になっているとの研究を発表した。写真は2012年9月撮影(2017年 ロイター/Peter Andrews)

[オスロ 20日 ロイター] - ノルウェー水質研究所(NIVA)は、二枚貝における長さ5ミリ以下の微小プラスチック汚染が北極海から中国まで広範囲で見られ、海洋汚染が地球規模になっているとの研究を発表した。

NIVAによると、北極海に生息する二枚貝から検出された微小プラスチックの量は、ノルウェー沿岸の検査標本中、最も多かった。NIVAの研究者Amy Lusher氏は、プラスチックは海流や風に乗って欧米から北上し、北極海周辺に溜まる可能性があると述べた。

調査では、微小プラスチックは中国、チリ、カナダ、英国、ベルギーの沖など広範囲でみつかっている。また、ノルウェー沿岸の二枚貝では微小プラスチックは平均1.8片、北極海では4.3片だった。

中国の研究者らは昨年、二枚貝はプラスチックが沈殿する海底の決まった場所にとどまるため、地球規模の「微小プラスチック汚染の生物的指標」になり得るとの見解を示している。

ただ、海洋生物や人間が微小プラスチックを摂取した際の影響は不明で、科学者らは大量摂取しなければリスクは生じないと推測している。大半のプラスチック片は、生物の内臓を単純に通過するにすぎないとみられている。

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