[10日 ロイター] - ミャンマーの国営メディア「グローバル・ニュー・ライト・オブ・ミャンマー」は10日、アウン・サン・スー・チー氏ら元政府関係者が新たな汚職容疑で訴追されたと報じた。
同メディアによると、反汚職委員会は、スー・チー氏が運営していた慈善団体「ドーキンチー財団」の土地の不正利用に関する容疑だと説明。
「(スー・チー氏は)自らの地位を利用した汚職で有罪を宣告された。反汚職法第55項の下で訴追された」としている。
同法で有罪となれば最大15年の禁錮刑が科される。
スー・チー氏の弁護士のコメントは取れていない。
スー・チー氏はすでに、無線機を違法に所持した容疑などで訴追されているが、支持者は政治的な動機に基づく訴追だと批判している。
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