[東京 22日 ロイター] - マネックスグループは22日、暗号資産(仮想通貨)交換業者のコインチェックを米ナスダックに上場させると発表した。新設する中間持ち株会社の傘下に、コインチェックとナスダック上場の特別買収目的会社(SPAC)を入れ、2022年中をめどに中間持ち株会社がナスダックに上場する。中間持ち株会社はマネックスの連結子会社にとどまる。
コインチェックと統合するのは既に上場しているSPACのサンダー・ブリッジ・キャピタル・パートナーズ。規模は12億5000万ドルで、新会社名は「コインチェック・グループNV」となる。上場後のティッカーシンボルは「CNCK」。手続きは今年後半に完了する予定だ。
統合後、マネックス証券はワラントなどを除くプロフォーマベースの保有比率が約82%となる。今回の取引に基づき、コインチェックの既存投資家は、将来の株価実績に基づき、最大5000万株を受け取ることが可能となる。
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