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米国務長官、北欧2カ国のNATO早期加盟支持 トルコ外相と会談

 トルコ訪問中のブリンケン米国務長官(左)は2月20日、スウェーデンとフィンランドの北大西洋条約機構(NATO)加盟について、両国が行っている措置を踏まえ早期の加盟を支持すると述べた。右はトルコのチャブシオール外相。アンカラで撮影(2023年 ロイター/Cagla Gurdogan)

[アンカラ 20日 ロイター] - トルコ訪問中のブリンケン米国務長官は20日、スウェーデンとフィンランドの北大西洋条約機構(NATO)加盟について、両国が行っている措置を踏まえ早期の加盟を支持すると述べた。

両国は昨年同時にNATO加盟申請を行った。ただ、トルコはスウェーデンについて、トルコがテロ組織と見なすクルド系勢力の活動拠点になっているなどとして加盟に難色を示しており、フィンランドのみ加盟を承認する可能性を示唆している。

ブリンケン氏はこの日、トルコのチャブシオール外相と会談。共同会見で「フィンランドとスウェーデンは協定に基づく公約で既に具体的な措置を講じている」と指摘。両国のNATO加盟はトルコとの二国間の問題ではないとの考えを改めて示し、米国は北欧2カ国の加盟をできるだけ早期に実現することを強く支持すると述べた。

一方、チャブシオール氏は、NATOの全ての加盟国はトルコの懸念に対処するようスウェーデンに働きかける必要があると指摘した。

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