[ブリュッセル 14日 ロイター] - バイデン米大統領は14日、16日に首脳会談を予定しているロシアのプーチン大統領を「好敵手」と語り、ロシア側が望む場合は共通の関心のある分野で協力を提案する考えを明らかにした。
バイデン氏は北大西洋条約機構(NATO)の首脳会談後、プーチン氏を頭脳明晰でタフな好敵手と表現し、同氏との会談は「重要になる」と語った。
会談では、プーチン氏が望むなら米国と協力できる分野があると伝えると発言。プーチン氏が米国との協力を望まず、過去のサイバーセキュリティー問題などへの対応のように振る舞う場合は「同様に対抗する」と語った。
また、「超えてはならない一線」がどこにあるかについてもプーチン氏に明確に伝える考えを示した。
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