December 3, 2019 / 8:42 AM / 8 days ago

トルコ大統領、NATO会議前に強気姿勢 クルド勢力のテロ組織認定迫る

Turkish President Recep Tayyip Erdogan attends a news conference with Hungarian Prime Minister Viktor Orban (not pictured) in Budapest, Hungary November 7, 2019. REUTERS/Bernadett Szabo - RC2F6D90DV3Y

[イスタンブール 3日 ロイター] - トルコのエルドアン大統領は3日、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議を前に、トルコがテロリストとみなす組織をNATOとしてテロリスト組織と認定しなければ、バルト諸国防衛計画に反対する方針を示した。

トルコは、ロシア製ミサイルシステム導入やシリア北東部への侵攻などで、NATO内に亀裂を生んでいる。

トルコはシリア北東部に侵攻し、テロ組織とみなすクルド人勢力の民兵組織、人民防衛部隊(YPG)掃討作戦を実施。複数のNATO加盟国から批判を浴びた。

トルコはYPGとの戦いでさらなる支援を受けなければ、NATOのバルト諸国・ポーランド防衛計画を支持しない姿勢を示している。

NATO首脳会議の開催地ロンドンに向けて出発するのを前にエルドアン大統領は、ポーランドのドゥダ大統領と2日に電話会談し、NATOの計画についてロンドンでドゥダ大統領、バルト諸国首脳と協議することで合意したと明らかにした。

エルドアン大統領は、会談に前向きな姿勢を示したうえで、「もしNATOの友人らが、われわれがテロ組織とみなす集団をテロ組織と認定しなければ、いかなる措置にも反対する」と述べた。

NATO首脳会議にあわせて、トルコ、フランス、ドイツ、英国の4カ国首脳による協議も開催される見通し。エルドアン大統領は、シリア北東部に安全地帯を設けるというトルコの構想が主要議題になるだろうと述べた。欧州諸国はトルコの安全地帯構想を批判している。

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