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英ナットウエスト、上期は赤字転落 新型コロナで貸倒引当金計上

[ロンドン 31日 ロイター] - 英銀行大手ナットウエスト・グループ(旧ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド)NWG.Lが発表した上期決算は、税引き前損益が7億7000万ポンドの赤字となった。

 7月31日、英銀行大手ナットウエスト・グループ(旧ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド)が発表した上期決算は、税引き前損益が7億7000万ポンドの赤字となった。写真は3月26日、ロンドンで撮影(2020年 ロイター/Hannah McKay)

新型コロナウイルスの流行を受けて、第2・四半期に21億ポンド(28億ドル)の貸倒引当金を計上した。アナリストは17億ポンドの計上を予想していた。

上期の貸倒引当金は29億ポンドとなった。

投資銀行部門ナットウエスト・マーケッツは、市場のボラティリティーを背景に44%の増益となったが、同行は依然として投資銀行部門の縮小を目指していることを明らかにした。

主力のリテール部門は9%の減益だった。

普通株等Tier1比率(CET1)は17.2%に上昇。これを受けて、同行株は3%近く値上がりしている。

同行は、今年の英経済成長率が、最高のシナリオでマイナス9%、最悪のシナリオでマイナス17%近くになるとの見通しを示した。

アリソン・ローズ最高経営責任者(CEO)は「回復のペースや、水面下でどの程度の傷を負っているのか、まだ分からないため、先行きについては非常に慎重に見ている」と述べた。

ケイティ・マリー最高財務責任者(CFO)は、最悪のシナリオについて、ロックダウン(都市封鎖)の強化と「破壊的な」合意なき欧州連合(EU)離脱が重なるリスクを反映していると説明した。

アナリストは、銀行のバランスシートがどこまで打撃を受けるかは、休業者の給与補助など政府の新型コロナ対策が縮小されるまで分からないとの見方を示している。

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