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ネットフリックス、第3四半期契約者は予想以上に増加 株価14%高

[ロサンゼルス 18日 ロイター] - 米動画配信サービス大手・ネットフリックスが18日発表した第3・四半期決算は契約者数が増加に転じ、市場予想の倍以上となった。人気コンテンツのリリースが奏功した。

米動画配信サービス大手ネットフリックスが18日発表した第3・四半期決算は、契約者数が増加し、市場予想の倍以上となった。4月撮影(2022年 ロイター/Dado Ruvic)

また、11月初旬に開始する割安の広告付きプラン(月額7ドル)を追い風に、年末までに450万人の契約者を獲得するという見通しを示した。市場予想は420万人。

引け後の時間外取引で、株価は14%急伸した。ネットフリックスの株価は今年低迷しており、年初から今回の決算発表前までに約60%値下がりしていた。

第3・四半期の世界の新規契約者数は240万人。リフィニティブのまとめたアナリスト予想の107万人の倍以上となった。

インベスティング・ドット・コムのアナリスト、ハリス・アンワル氏は「ネットフックスの素晴らしい数字は、同社の成長がまだ終わっていないことを示している」と述べた。

ネットフリックスは第3・四半期にSFヒット作「ストレンジャー・シングス」の最終エピソードや実際に起きた連続殺人事件を題材にした「ダーマーモンスター:ジェフリー・ダーマーの物語」を配信。後者はネットフックスの歴代最多視聴シリーズの1つとなった。

契約者数は今年上期に経済状況の悪化や競合との競争激化によって120万人減少していた。現在の世界契約者数は計2億2310万人。

ネットフリックスは競合他社が動画配信事業で2022年に合わせて「100億ドルを大幅に上回る」営業損失を計上すると予想する一方、自社の年間営業損益について50億─60億ドルの黒字になるとの見通しを示した。

第3・四半期の売上高は前年同期比6%増の79億ドルで、市場予想を上回った。1株当たり利益は3.10ドルだった。

第4・四半期の売上高見通しは78億ドル。ドル高が重しとなる見通し。

ネットフリックスのグレッグ・ピーターズ最高プロダクト責任者(CPO)は、割安の広告付きプランについて「長期的には大幅な収益増加につながると強く確信している」と述べた。

このプランで見込まれる新規契約者数や売上高については言及しなかった。

PPフォーサイトのアナリスト、パオロ・ペスカトーレ氏はネットフリックスの契約者について、来月開始される割安プランに変更する動きが出るとの見方を示した。

「ダウングレードしたり、ネットフリックスに戻ってくる人が出るだろう。(割安プランは)新たなユーザーを獲得するだけでなく、現在の契約者を維持する狙いがある」と語った。

また、ウェドブッシュのアナリスト、マイケル・パクター氏は、広告付きプランは価格に敏感な契約者の解約を減らす手段だと指摘した。

ネットフリックスは、新規契約者に関する四半期のガイダンス公表を来年1月から停止する方針を示した。売上高や営業利益などの見通しは引き続き示す。「主要なトップライン指標として、売上高により重点を置く」という。

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