May 31, 2019 / 3:47 AM / 3 months ago

ニューハンプシャー州が死刑廃止、全米で21州目

 5月30日、米ニューハンプシャー州が30日、死刑を廃止した。全米で21州目となる。写真は死刑廃止を訴えてデモをする人々。カリフォルニア州 で2017年2月撮影(2019年 ロイター/Andrew Cullen)

[30日 ロイター] - 米ニューハンプシャー州が30日、死刑を廃止した。全米で21州目となる。死刑廃止法案は民主党主導の議会でいったん可決された後、共和党の知事が拒否権を発動していたが、州上院はこのたび、16対8で拒否権を覆した。

これまで、ニューイングランドで重大犯罪者の死刑を認めていたのは同州のみだった。ただボストン・グローブ紙によると、同州では1939年以降死刑は執行されておらず、廃止は象徴的なものとなった。

同州のマーサ・ヘネシー上院議員(民主党)は、「死刑は暴力犯罪の抑止効果をもたず、刑事司法予算の無駄遣い」との声明を発表した。

スヌヌ知事は、死刑廃止は法執行と暴力犯罪被害者に対する「不正」として、5月3日に拒否権を発動した。

コンコード・モニターは今回の廃止について、すでに死刑が確定している受刑者にまで遡っては適用されないと報じた。

国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は、死刑は人間の尊厳を損なうとして批判している。しかし全米州議員協議会(NCSL)によると、米連邦政府と軍および大半の州が、依然死刑を認めている。

ワシントンの非営利団体によると、米国における死刑執行件数は、ピークだった1999年の98件から、昨年には25件と、全般に減少している。

また、死刑執行に使用される薬物の提供を拒否する製造業者が出るなど、一部の州では薬物の入手が困難となっている。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below