[ニューヨーク 28日 ロイター] - ニューヨークのタイムズ・スクエアで28日、「グッド・リダンス・デー(厄介払いの日)」のイベントが開催された。これは、新たな年の始まりを前に、今年1年の嫌な思い出を書いた紙をシュレッダーで処理するもので、多くの人々が「COVID─19(新型コロナウイルス感染症)」やコロナに関連する言葉を記入し、シュレッダーの前に列を作った。
COVID─19以外でも、コロナのパンデミック(世界的な大流行)に伴うソーシャルディスタンス(社会的距離)や在宅勤務、ズームのオンライン会議など、コロナ関連が今年の「人気ワード」となった。
このイベントは2007年以降、タイムズ・スクエア・アライアンスの主催で実施。大みそかの年越しカウントダウンの「ボール・ドロップ」が行われる場所の近くで開催されている。
今年のイベント責任者のジョナサン・ベネットさんは「今年の大みそかは特別なもの。全世界が新たな年を必要としている」と語った。
イベントに立ち寄った16歳の高校生、ジョーイ・フェックスさんは「精神的に厳しい1年だったが、新たな年に向けて皆が希望を持っていると思う」とコメントした。
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