[21日 ロイター] - 米ニューヨークのリバーサイドパークで21日、侵入種の植物を除去するため、ヤギ24頭が投入された。除草剤を使わなくて済むため環境に優しく、ヤギにもうれしい「ウィンウィン」の作戦だ。
管理担当のダン・ガロドニック氏は「ヤギに来てもらい、この一帯をきれいにして在来の樹木や植物が育ちやすいようにしようと決めた」と説明。
「侵入した植物を除去するため、よく殺虫剤が使われるが、今回の方法では、ヤギが毎日体重の4分の1の量を食べるだけ。彼らにとっては食べ放題のようなものだ」と述べた。触れるとかぶれてしまうツタウルシのような、人間にとって有害な植物も食べるという。
ニューヨーク州のラインベックにある農場から来た24頭は8月30日まで、心ゆくまで草を食べる予定だ。
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