November 26, 2019 / 10:41 PM / 18 days ago

NZ中銀、銀行・保険会社の監視強化へ=金融安定報告書

[ウェリントン 27日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行、RBNZ)は27日に公表した半期に1度の金融安定報告で、金融システムの脆弱(ぜいじゃく)性が高まっているとして銀行と保険会社に対する監視を強化する方針を示した。

オア総裁は声明で「金融システムの脆弱性は依然として高く、長期的にシステムの底堅さを確保するにはさらなる取り組みが必要だ」と指摘した。

また「銀行が予期しない状況に直面した際に損失を吸収して営業を続けることを可能にする鍵は、強力な資本バッファーだ」とも述べた。

中銀は、深刻な金融危機に備えて大手銀行の自己資本比率を16%に倍増することを提案しており、12月5日に最終決定について発表する。

27日の報告書では、保険会社と銀行のガバナンスやリスク管理について、一連の調査で不十分な点が判明したことから改善が必要との認識も示した。

バスカンド副総裁は声明で「中銀の監督戦略についても見直しを行った。われわれは金融機関のコンプライアンスに対する監視強化など、より強力なアプローチを取っていく」と述べた。

住宅ローンに関しては、ローン資産価値比率(LVR)規制の一段の緩和を見送り、長期的な低金利によってリスクの高い融資が増加する可能性があるとの認識を示した。中銀は2018年終盤にLVR規制を緩和した。

歴史的に低い水準にある金利は過剰債務を招く恐れがあり、対外リスクの高まりや世界的な景気減速と同様に、金融システムに対する主要なリスクだとしている。

NZ中銀は8月、景気減速やさえない景況感、世界経済リスクを踏まえ、市場予想よりも大幅な50ベーシスポイント(bp)の利下げを実施し、政策金利は過去最低の1.00%となった。

それ以降は追加緩和を急がない姿勢を示しているが、必要に応じて行動する用意は引き続きあるとしている。

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