[ウェリントン 5日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行、RBNZ)は5日、銀行に自己資本比率引き上げを求める新たな規制を決定した。ただ、当初案より対応期限を遅らせる。
新規制では、4大銀行に求められる自己資本比率は現行の10.5%から18%に引き上げられる。その他の銀行は16%への引き上げが求められる。
中銀によると、銀行の自己資本比率は現在、平均で14.1%。
きょうの決定は2020年7月から有効となるが、猶予期間は当初案の5年から7年に延長された。
4大銀行に求められる中核的自己資本(Tier1)比率は8.5%から16%に引き上げられる。現在の平均は13.2%。
他の銀行のTier1比率は14%への引き上げが求められる。