February 8, 2018 / 5:44 AM / 8 months ago

NZ経済は改善、インフレは依然後押しが必要=中銀総裁補

[ウェリントン 8日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)のマクダーモット総裁補は8日、同国経済はフル稼働に近い状態で推移しているものの、インフレ率は依然として後押しを求めているため、中銀が政策金利を引き上げる必要はないとの考えを示した。

 2月8日、ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)のマクダーモット総裁補は、同国経済はフル稼働に近い状態で推移しているものの、インフレ率は依然として後押しを求めているため、中銀が政策金利を引き上げる必要はないとの考えを示した。写真は同行発行のニュージーランドドル紙幣。2006年6月撮影(2018年 ロイター/Dennis Owen)

また、ここ数カ月のNZドル高について、中銀の政策見通しを変えるものではないが、上昇トレンドが継続すれば懸念が強まるだろうと述べた。

総裁補はロイターに「コアインフレ率は中央値をやや下回る水準にある。中央値に向け、引き続き若干の後押しを必要としている。その戦略は変わっていない」と語った。

中銀はこの日、政策金利を過去最低の1.75%に据え置き、金融政策はかなりの期間、緩和的な状態が続くとの見通しを示した。

中銀は消費者物価指数(CPI)上昇率で1─3%を目標としており、中央値を重視している。8日の見通しでは、CPIは2020年まで2%には到達しないと予想した。

中銀が経済の需給ギャップや雇用市場の余剰資源がないと認識していることを考えると、インフレ率が予想以上のペースで上昇するリスクがあるのではないかとの質問には、リスクはさまざまにあり、「それは、次の一手が実際には利下げとなる確率も同等なことを意味する」と答えた。

「経済全般はかなり好調だ。生産能力はほぼ中立。インフレ期待は2(%)にはりつき、インフレ率は若干低い。正しい方向に進んでいるように見える」と述べた。

また、インフレ期待が中銀の評価の鍵だが、市場はそこを完全には理解していないと思うと指摘。「われわれは以前に比べインフレ期待に非常に敏感になっている。ビジネスが現在のインフレについて、より敏感になっているためだ」と説明した。

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