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ナイキとアマゾンの提携、スポーツ用品小売りの販売に打撃
2017年7月4日 / 01:08 / 5ヶ月後

ナイキとアマゾンの提携、スポーツ用品小売りの販売に打撃

[30日 ロイター] - スポーツ用品大手ナイキ(NKE.N)が特定の商品をアマゾン(AMZN.O)やインスタグラムで販売する試験プログラムは、ナイキとオンライン小売業者との関係強化の前兆であり、フット・ロッカー(FL.N)などのスポーツ用品小売り業者の販売に打撃となる可能性がある。

 6月30日、スポーツ用品大手ナイキが特定の商品をアマゾンやインスタグラムで販売する試験プログラムは、フット・ロッカーなどのスポーツ用品小売り業者の販売に打撃となる可能性がある。ナイキのロゴ。ロサンジェルスで2016年4月撮影(2017年 ロイター/Lucy Nicholson)

ナイキの株価は6月30日、試験プログラムの発表を受けて、過去3カ月余りで最高の水準に上昇した。

ゴールドマン・サックスは6月21日のリポートに、ナイキがアマゾンを通じた商品の販売を開始する方針だと記した。それ以降、スポーツ用品小売り業者の株価は軒並み下落。フット・ロッカーは約2%安、ヒベット・スポーツ(HIBB.O)は6.8%安、ビッグ5スポーティング・グッズ(BGFV.O)は5.3%安となった。

市場調査会社アンシラのジャッジ・グラハム最高マーケティング責任者は、ナイキが消費者への直接販売やアマゾンを通じた販売の検討に入ったことで、スポーツ用品小売り各社は神経質になっていると指摘した。

ナイキとアマゾンの提携が現在の試験プログラムの枠組みを超えて本格的に展開されれば、売上高の多くをナイキに依存しているスポーツ用品小売り業者は一段と打撃を受けるとみられる。

ゴールドマン・サックスは顧客向けノートで、ナイキはアマゾンを通じた販売により米国内での売上高が3億─5億ドル増える可能性があるとの推計を示した。

だがクオ・バディス・キャピタルのアナリスト、ジョン・ゾリディス氏は、ナイキは依然として売上高の3分の2を卸売チャンネルに依存しているため、アマゾン上での直接販売へ急激に移行することには慎重になるとの見方を示している。

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