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今日の株式見通し=一進一退、好業績銘柄に押し目買い
2017年8月9日 / 22:42 / 3ヶ月後

今日の株式見通し=一進一退、好業績銘柄に押し目買い

[東京 10日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は一進一退の展開が想定されている。前日の米国株は小幅安にとどまった。為替は円高基調が続いているものの、日本株は前日に大幅な下落となったこともあり、自律反発狙いの動きが見込まれる。

北朝鮮情勢に対する警戒感は根強いが、好業績銘柄を中心とした押し目買いが下値を支える見通しだ。

日経平均の予想レンジは1万9600円─1万9800円。

米国株式市場では、主要3指数が小幅に続落。地政学的リスクの高まりへの懸念が重しとなったが、好調な企業業績などに注目した押し目買いで下げ渋る展開となった。

日本時間の10日早朝には北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)が、同国が中距離弾道ミサイル4発を米領グアムに向けて発射する計画を8月中旬までにまとめ、金正恩朝鮮労働党委員長に提示する方針だと伝えたが、ドル/円JPY=の反応は現時点では限定的。足元では109円90銭台での動きとなっている。

日経平均先物9月限はシカゴの清算値(円建て)が1万9755円、大阪取引所の夜間終値が1万9770円となった。きょうは8月限の日経225オプションの特別清算指数(SQ)算出日。寄り付きでの仕掛け的な売買による波乱がなければ、現物指数は前日終値近辺での寄り付きとなるとみられている。

日中は国内企業の決算発表を受けた個別物色の流れとなりそうだ。いちよしアセットマネジメント・上席執行役員の秋野充成氏は「北朝鮮情勢の動向を読むことが困難である以上、売り持ちなどの事前のポジションを取ることはできない」と指摘。「米国株が落ち着いた動きを見せる中、日本株はすでに調整しており、割安感も高まった」と話す。

3連休を前にしたポジション調整も、前日の段階で一巡したとの見方が多い。米朝関係の緊迫化に対する投資家の懸念が払しょくされた訳ではなく、短期売買により一時的にボラティリティ―が上昇する局面も想定されているが、業績に安定感があり、前日に株価が調整した銘柄に対する投資家の関心も高く、こうした銘柄への押し目買いが全体相場の下支え要因となりそうだ。

きょうは国内では6月機械受注、7月企業物価指数が公表される。また東芝(6502.T)が2017年3月期の有価証券報告書の提出と決算発表を行う予定。ユニ・チャーム(8113.T)、日本郵政(6178.T)などの決算発表も控えている。海外では米7月財政収支などが公表される予定となっている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均.N225      19738.71 20318.11 18224.68

-257.30 2017年6月20日 2017年4月17日

シカゴ日経平均先物9月限 19755(円建て)

*内容を追加しました。

長田善行

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