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日経平均は続落、円高で主力輸出株軟調 
2017年2月17日 / 06:23 / 10ヶ月前

日経平均は続落、円高で主力輸出株軟調 

[東京 17日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続落した。為替が1ドル113円台前半まで円高方向に振れたことが主力輸出株の重しとなったほか、週末要因による利益確定売りも出た。日銀によるETF(上場投信)買いの思惑が相場の下支え要因となったが、大引けにかけては見送りムードが広がり、指数は安値圏でもみ合いを続けた。

 2月17日、東京株式市場で日経平均は続落した。為替が1ドル113円台前半まで円高方向に振れたことが主力輸出株の重しとなったほか、週末要因による利益確定売りも出た。写真は東京証券取引所で2012年6月撮影(2017年 ロイター/Yuriko Nakao)

TOPIXも続落。業種別では食料品や水産・農林、サービス業など内需関連や、ゴム製品が堅調。下落率トップは不動産。輸送用機器や、証券、保険、銀行など金融セクターが弱含みで推移した。

日経平均は前場に前日比で一時174円安まで下げ幅を拡大したが、外為市場で円高に一服感がみられたなどを背景に、持ち直しの動きとなった。もっともファーストリテイリング(9983.T)が2.25%安、ソフトバンクグループ(9984.T)が1.61%安で取引を終了。2銘柄の下げが日経平均を約46円押し下げる要因となった。

トランプ米大統領は16日、難民やイスラム圏7カ国からの入国を制限する新たな大統領令に来週署名すると発表した。米国の政策に対する不透明感が改めて意識されたことも、買い手控え要因となったようだ。

エース経済研究所の石飛益徳社長は「米国の減税策などへの期待は高まっていたが、ここにきてトランプ大統領の政権基盤に対する懸念が強まってきた。外交面でも火種を抱えており、米国がこれまでのようなプレゼンスを発揮できるのか、漠然とした不安が出ている」と話す。

日経平均の日中値幅(高値と安値の差)は101円にとどまり、全体相場は膠着(こうちゃく)感も強まった。

個別銘柄ではトレンドマイクロ(4704.T)が急伸。16日に発表した2016年12月期決算が、当初の減益予想から一転増益になったことを好感した。ストック・オプション関連費用やマーケティング費用などのコストが想定よりも下回った。

半面、東芝(6502.T)は一時12%超安。今年3月末時点で同社が債務超過となり、東証2部に転落する見通しとなったと前日に報じられたが、経営の先行きを懸念した投資家の売りがきょうも続いた。

東証1部騰落数は、値上がり887銘柄に対し、値下がりが963銘柄、変わらずが152銘柄だった。

日経平均.N225

終値      19234.62 -112.91

寄り付き    19228.74

安値/高値   19173.53─19275.39

TOPIX.TOPX

終値       1544.54 -6.53

寄り付き     1542.84

安値/高値    1537.73─1546.78

東証出来高(万株) 202929

東証売買代金(億円) 20121.91

長田善行

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